「コスプレしながらオーボエ吹いてみた」
23歳の美少女オーボエ奏者「よねち」の素顔

  • posted.2017/08/17
  • 馬場葵
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「コスプレしながらオーボエ吹いてみた」 23歳の美少女オーボエ奏者「よねち」の素顔

こんにちは。大学生活最初の自己紹介で「顔のかわいい女が好きです。よろしくお願いします」と言ってドン引きされたでおなじみ、馬場です。

そんなわたしの耳に「静岡を中心に活動する、コスプレオーボエ奏者がいる」という噂が届きました。その名もよねちさん。

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よねち

1994年3月30日生まれ。静岡県富士市出身。「コスプレしながらオーボエ吹いてみた」をキャッチコピーにライブ活動をおこなう。本名「米山栞合(よねやましおり)」では、かやはら音楽教室、富士ジュニアオーケストラの講師として活躍中。

コスプレ、オーボエ、23歳、オーケストラ講師……つながらない、気になる。なにより、顔のかわいい女の子に会いたい。

ということで若干のよこしまな気持ちもありつつ、よねちさんの素顔に迫るべくお話しを伺ってきました。

「コスプレオーボエ奏者」のきっかけ

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馬場

本日はよろしくお願いいたします。そもそもよねちさんがオーボエを始められたのって、いつだったのでしょう。
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よねち

中学の吹奏楽部が始まりで、12歳のころからだから……今年で12年くらいですね。コスプレをしながら演奏するようになってからは、ちょうど1年です。※取材時期は2017年7月。
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馬場

「コスプレしながらオーボエ吹いてみた」のきっかけってなんでしたか?
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よねち

去年、常葉大学短期大学部の音楽科を卒業して。そこから、オーボエ奏者ってレベルまでは達していないと思うんですけど、本名の米山で講師として楽器を教えながら演奏もしていました。

 

それで、あるときからクラシックだけじゃなく、もっと活動の幅を広げたいなって考えるようになって。どうせならほかの人がやっていないことをしてみたくて、たどり着いたのがコスプレでした。

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馬場

なるほど、コスプレはもとからお好きだったんですか?
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よねち

もともと好きで、やっていました。
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馬場

そうだったんですね。じゃあ、好きなものを組み合わせて現在の活動に。
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よねち

そうです。アニソンを吹くのが趣味だったこともあって、アニメ関係でなにかできないかなって。最初は、地元のフリースペースでの自主ライブからスタートしました

yonechi_02「コスプレしながらオーボエ吹いてみた」の様子。写真提供:よねち

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馬場

自主ライブ! そこから1年活動なさってきて、印象的だった演奏会やイベントってありますか。
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よねち

いろいろあるんですけど、香港と台湾のイベントへ2度行かせていただいて。「日本のアニメ文化は海外でもすごく人気がある」ということと、「言葉は通じなくても音楽があればつながり合えるんだな」っていうのを感じました。向こうの方が日本語ペラペラだったこともあって、コミュニケーション的には困らず。
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馬場

22歳で海外公演ってすごいですね……。演奏の機会が静岡県外にも増えてきて、東京に行ってみようかな、拠点を移してみようかなって考えたことはありませんか?
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よねち

あ~、東京のほうが活動の範囲は広がるのかなと思った時期はありました。でも、やっぱり静岡の居心地のよさが……(笑)こっちで活動することが多いので、お客さんも静岡の方が圧倒的に多いですし。活動の拠点は地元に置きたいなっていうのはありますね。
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馬場

前に「静岡はいいところです」ってツイートなさってましたもんね。実際、どういったところがお好きですか?

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よねち

ほかの県に行くことが増えて、「静岡の方はとくにあたたかいな」って印象を受けたんです。

 

前にアイドルさんが集まるライブに出させていただいたことがあるんですけど、やっぱりアイドルらしくないんですよ、オーボエって。

 

でも、温かく見守ってくださったり、声を出して応援してくださったりする方もいて。そういう人は静岡の方が多いので、「心強い~!」って思います。

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馬場

静岡は人があったかいですよね。わかります。
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よねち

それと、活動とは関係ないんですけど、静岡はすごく住みやすいなって(笑)いま暮らしているところに、なんの不足も感じませんし。なので、今後も静岡を離れるつもりはありません!

よねちさんといえば「曜ちゃん」?

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馬場

よねちさんのコスプレは、『ラブライブ!サンシャイン!!』がメインですか?
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よねち

そうですね。沼津が聖地なのもありますし、いまはラブライブサンシャインをお好きな方が多いっていうこともあって。
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馬場

なるほど。よねちさんといえば、曜ちゃんのイメージがあります。

yonechi_04『ラブライブ!サンシャイン!!』の渡辺曜。写真提供:よねち

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よねち

ですよねえ。じつは、最初はルビィちゃんで始めたんですよ。香港のイベントに呼んでいただいたとき、主催者の方が「静岡が地元ならラブライブサンシャインをやってみたら」ってアドバイスをくださって
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馬場

! じゃあ、よねちさんのいまの形って、ほかの方のご提案からきてるんですか。
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よねち

そうなんです。それからはルビィちゃんで活動をしていたんですけど、なにかのノリでほかの子もやりたいなって曜ちゃんを始めてみたら、友達から「曜ちゃんのほうが似合うよ」とご意見をいただきまして。
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馬場

ご意見を。でも、いまではすっかり曜ちゃんが馴染んでますもんね。
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よねち

何度かメディアさんに出していただいたときに、全部曜ちゃんでやっちゃったので、印象づいてしまったみたいで。前にほかのキャラクターでライブをしたときにも、「曜ちゃんのほうがいい」って声が多かったんです(笑)
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馬場

そうだったんですね。以前はハルヒもやっていらしたような。
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よねち

そうなんです、ハルヒ。個人的にはやりやすいんですけど、「コスプレしながらオーボエ吹いてみた」の活動のときは曜ちゃんのほうが認知されやすいみたいで……。

yonechi_05『涼宮ハルヒの憂鬱』の涼宮ハルヒ。写真提供:よねち

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馬場

ファンの方のリアクションは気になるところですよねえ。
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よねち

お客さんの「アレッ?」っていう反応が、ちょっとショックで(笑)ハルヒをやったときに、曜ちゃんの差し入れを持って「写真撮ってください」って言ってくださった方もいまして。コレジャナイ感がすごかったです。そうなるともう、曜ちゃん持ってこなきゃって。
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馬場

(笑)コスプレは全部で何種類くらいお持ちなんでしょう。
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よねち

3,40くらいですかね。
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馬場

エッ! そんなに!

yonechi_06『響け!ユーフォニアム』の鎧塚みぞれ※。 写真提供:よねち

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よねち

そうなんです。いろいろ溜まってます。オーボエ以外の撮影のときなんかには着てるんですけど。今後は「コスプレしながらオーボエ吹いてみた」の活動でも出していきたいなと。
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馬場

お~ぜひぜひ。楽しみにしてます。

※『ラブライブ! サンシャイン!!』:静岡県沼津市が舞台になったテレビアニメ。2016年7月2日 ~ 9月24日放送。

※曜ちゃん、ルビィちゃん:『ラブライブ!サンシャイン!!』の登場キャラクター。渡辺曜、黒澤ルビィ。

※ハルヒ:『涼宮ハルヒの憂鬱』の登場キャラクター、涼宮ハルヒ。テレビアニメの放送は2006年4月2日~ 2006年7月2日。

※『響け!ユーフォニアム』の鎧塚みぞれ:『響け!ユーフォニアム』は、高校の吹奏楽部を舞台とした小説シリーズ。登場キャラクターである鎧塚みぞれは、オーボエ担当の女子部員。テレビアニメ第1期の放送は2014年11月~2015年10月。

忙しい毎日のなかでしっかりと見据える今後

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馬場

米山さまとよねちさん、いまの活動の比率ってどのくらいですか?
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よねち

前は半々くらいだったんですけど、最近はコスプレのほうが増えてきてますね。
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馬場

やっぱり、それらふたつの意識って違いますか。
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よねち

ぜんぜん違います。クラシックのほうは、オーケストラなら「みなさんに合わせなきゃ」だったり、ホールのシーンとした雰囲気に神経を使ったりするんですけど。コスプレのほうだとライブハウスでやることが多いので、年齢層もガラッと変わりますし、自分自身のキャラクターも変えてやっています。
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馬場

プロだ! 活動のモチベーションってどんなところに置いていますか?
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よねち

よねちは、終わったあとにみなさんに感想を言っていただけると「やってよかったなあ」と思います。なかには「こうしたほうがいいよ」ってご提案くださる方もいて。ライブ中の盛り上がりはもちろん大切なんですが、終わったあとになにか反応や感想をいただけるのがいちばん嬉しいですね
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馬場

すてきなファンの方が多いんですねえ。お仕事内容はオーボエ奏者と、講師がメインですか?
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よねち

あ、普段は社会人として働いてます
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馬場

エエ、頭こんがらがりませんか? コスプレをして、オーボエも吹いて、楽器を教えて、働いてって。
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よねち

この1年でようやく慣れてきました。フリーで活動しているのでスケジュール管理からなにから自分でやらなきゃいけないし、コスプレオーボエ奏者の先輩がいるわけではないので、アドバイスをもらうこともできなくて全部自己流ですけど。

 

最初のうちはなにも定まらなかったのが、最近になって体力のもたせ方とか、曲目の組み方もわかってきたかなって

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馬場

よねちさんの自己プロデュース力、23歳のそれじゃないですね。今後の活動は、なにに比重を置こうっていうのはありますか?
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よねち

そうですねえ。どっちの活動もちゃんとやっていきたいなとは思います。ただ、コスプレのほうは同じ活動をなさる方がいないので、演奏の機会は増やしていきたいですね。
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馬場

じゃあ最後に、今後の展望を聞かせてください。
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よねち

うーん、オーボエ奏者の米山としては、これまでにひとりでリサイタルを開いたことがないんです。なので、クラシックもしっかりとやっていくこと。大学時代に組んでいたアンサンブルも再開させる方針になっているので、力を入れていきたいなと

 

よねちとしましては、1年活動してようやく形がまとまってきたので、オーボエを知ってもらうっていうのはもちろんのこと、県外での活動を通して静岡のよさも広めたいです。あとはとにかく、みなさんと楽しく音楽をさせていただけたらいいなあと思います。

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取材開始時は(かわいいし細いし白いしだめだ、緊張する)しか考えられませんでしたが、ご自身の経験と現状、そして今後をきちんと見据えて活動をなさっているよねちさんの「中の人」が垣間見えたとき。尊敬の念がふつふつと湧いてきて、いつのまにか夢中になってお話しを伺っていました。

コスプレオーボエ奏者の活動は前例がないだけに、この1年混乱することも多かったかもしれません。しかし「活動するなかで、つらいことはありますか」と聞くと、「前はありましたが、もう気にしなくなりました。いまはどうすればお客さんを楽しませられるかということばかり考えている」と力強く答えてくださいました。

ほんわかとした愛くるしい見た目と、ギャップのある芯の強さが魅力的なよねちさん。おもに土日にイベントへ出演なさっているほか、会場では自主制作CDも販売していますので、ぜひ直接会いに行ってみてくださいね。

よねち/米山栞合

Twitter:https://twitter.com/cosuu30

HP:https://yoneboe.amebaownd.com/

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