伊豆半島ジオパーク神秘の秘境!
愛のパワースポット「龍宮窟」

  • posted.2017/01/11
  • Takashi
  • Hatena 0
伊豆半島ジオパーク神秘の秘境! 愛のパワースポット「龍宮窟」

伊豆といえば、まず温泉が頭に浮かびますよね。伊豆半島は昔、日本列島から離れていた火山島で、度重なる火山活動により少しずつ島が移動し、列島と一体になったといわれています。

これが各地に温泉が湧く所以ですが、火山活動が残した痕跡はそれだけではないようです。

数々の火山活動は、伊豆半島の大地そのものの形成に作用してきました。黄金崎や堂ヶ島などに見られる火山灰の地層群が、顕著な例かもしれません。

このような火山活動による伊豆ならではの大地は「ジオパーク」として、地域振興や学びにつながる資産として登録されています。

ジオは地球、パークは公園を差す言葉で、このたび足を運んだ場所もそのなかのひとつ。列島の南から来た、火山の贈りものです。

波に浸食された海蝕洞

伊豆半島は中伊豆・西伊豆・南伊豆・東伊豆の4つに区分されることが多いですが、この度訪れたのは南の下田市。

ryugukutsu_01

写真は下田の外浦海岸ですが、下田市や南伊豆町の海はそのほとんどが砂浜で、驚くほど綺麗です。筆者としては、海を眺めるためだけに旅をしてもいいと思えるほどですね。

ほかにも有名な白浜海岸や吉佐美海岸などの美しいビーチがいくつかありますが、市街地から車で15分ほど走った先にある田牛海岸の脇に、こんなすごいところがあります。

ryugukutsu_02

下田市の秘境「龍宮窟」

えー、どうなっているのかというと、コレは足元からのアングルで、かなり煽っています。正面に見える小さな空洞の向こうは海原ということ。上部には空が見えています。

これを反対側から見た画もほしいと思い、田牛海岸側からドローンを飛ばしてみました。こうなっています。

ryugukutsu_03

見ての通りの断崖絶壁です。龍宮窟は、崖が長い時間をかけて波に削られてできた海蝕洞。それをより神秘的ならしめているのは、上空に大きく空いた天窓でしょうか。

伊豆各地にある海蝕洞のなかでも、これほど大きなものは珍しいのだそうです。おそらく何かのはずみに天井が崩れてできたものだと思いますが……。凄いですね。

この天窓のほうへ登る細い遊歩道もあり、下を見下ろすことも可能です。こんなふうに。

ryugukutsu_04

じつはこの龍宮窟、昨今は恋愛のパワースポットとして注目されているため、秘境という表現をした割には結構、観光客が来ます。

パワースポットとなった理由が上の写真に隠されているのですが、おわかりいただけるでしょうか? 海蝕洞が2方向に分岐して、ハートの形になっています(少々無理矢理??)。

ryugukutsu_08

大自然のいたずらというものなのか……。おもしろいですね。これがきっかけで、恋人の聖地としても知られるようになりました。神秘的な洞窟で、ぜひふたりの愛を誓ってみてくださいね。

下田の粋な案内所

さて、静岡県中西部にお住まいの方にとってはちょっと遠い下田。

せっかくならばほかにもいろいろ見てまわりたい、そう考える方も多いはず。そこで下田の街中に、とても便利な観光案内所があるのでご紹介します。

ryugukutsu_06写真提供:まちコンシェルジュ@たるや

「まちコンシェルジュ@たるや」。南伊豆方面の旬な観光情報をそろえているほか、Wi-Fiフリー、電源フリー、トイレもフリー。加えて荷物の一時預かり、土産もの販売などもおこなっています。

ryugukutsu_07写真提供:まちコンシェルジュ@たるや

下田は明治維新の英雄・坂本龍馬と縁が深いということで、龍馬のコスプレで町あるきツアーの案内をするサービスも提供しています。よくある案内所とは一線を隠した、粋なアイデア満載のコンシェルジュ。

観光情報誌もよいですが、やはり情報は地元の人に聞くのがいちばんです。綺麗な海岸やグルメ、ジオパークに関する情報もバッチリ。下田名物の伊勢エビや金目鯛も外せないという人は、ぜひお店をチェックしてみてください。

竜宮窟

住所:〒415-0029 静岡県下田市田牛
電話番号:0558-22-1531(下田市観光協会)
アクセス:伊豆急下田駅方面より国道136号「田牛入口」信号を左折して約10分(車)

まちコンシェルジュ@たるや(伊豆のせんたん ツアーセンター)

住所:〒415-0023 静岡県下田市3-1-23
電話番号:0558-36-4541
営業時間:9:00〜18:00(不定休)