焼津・藤枝の夜景はハズレなしのド定番で!
高草山「笛吹段公園」から地元を一望しよう

  • posted.2017/03/30
  • 山口拓巳
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焼津・藤枝の夜景はハズレなしのド定番で! 高草山「笛吹段公園」から地元を一望しよう

3月も末。厚手のアウターはそろそろクリーニングに出して、薄手のコートやカーディガンで外を歩く時期になりました。夜になるとまだ少し肌寒さは感じますが、それでも過ごしやすいですね。

てことは・・・。

夜景の季節ってことじゃないですか?

「夜景は空気が澄んだ冬のシーズンが一番!」とこれまでこのシリーズでは言ってきました。が、ぶっちゃけどの季節でもキレイなものはキレイなわけです。ということで、これからも静岡県内のさまざまな夜景スポットとそこから見える景色について紹介していきますよ!

冬じゃなくてもほんとうに大丈夫?

と思ったあなた。ちょっと調べてみたんですが、「大丈夫!」と言い切れそうですよ。

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これまでmitecoが訪れた夜景スポットは、どこも冬の時期でしたが・・・。

そもそもなんで冬が夜景に一番の季節だと言われるのかというと、下記のような理由があるようです。

「夜景は冬が一番!」と言われる理由

  1. 空気が澄んでいる
  2. 日没までの時間が早く、長いあいだ夜景を楽しめる
  3. 寒くてあまり人がいないのでベストポジションが確保できる

1は気温が低くなって乾燥するから空気中の不純物が少なくなる、というのが一般的な見解。星空の観察にも冬の空が適していると言われていますが、これは夜景と同じ理由からなんだそうです。

ちなみに、この「空気が澄んでいる」というのは太平洋側の地方の気象特性だそう。日本海側はちょっと特性が違うみたいです。静岡の気象特性については、吉松編集長が気象台に取材した記事がありますので、気になればどうぞ。

で、2、3についてはじつは、「撮影者向け」な情報で、ただ夜景を観に行くのであれば、あまり気にしなくてもよいのかもしれません。

たとえばデートの〆に夜景を観に行くのは、夜ご飯を食べたあとが多いはず。普段から「日没が早いからすぐに夜景が見られる!!」なんて考える方は珍しいですよね。

しかも、そのスポットのベストポジションを確保する必要ありますかね? そもそも冬にベストポジションを確保しやすいのは「めちゃめちゃ寒いからほかにあまり人がこない」からです。

そりゃきませんよ・・・。ロマンチックな気分になるには、少し環境が厳しすぎる・・・。

冬以外の季節は多少見栄えが落ちるのかもしれませんが、少し暖かくなってからでも大丈夫。というか、デートコースなどで足を運ぶ場合は、相手のことも考えて暖かい時期にしたほうがよさそうです。

今回の夜景スポット

前置きが長くなりましたが、ここからがいよいよ本題。今回の夜景スポットは、静岡県は中部地方、焼津市の夜景が一望できる「笛吹段公園」です。

ここは、静岡市と焼津市を隔てる山のひとつ、高草山の中腹からやや上のあたりにある公園。山の上からということもあって、その眺望は昼間でもハイカー(山登りが趣味なほうの)が休憩がてら眺めることもあるという風光明媚な定番スポットです。

定番とされる理由は以下の通りです。

  1. 駐車スペースもトイレも完備でデートにも最適
  2. 静岡市、焼津市からはアクセスがしやすく平日にもよれる手軽さ
  3. 焼津・藤枝を一望するパノラマ!

笛吹段公園は、夜景撮影家や地元の夜景好きのなかでは言わずと知れたスポットなんですが、その理由のひとつとして駐車スペースやトイレといったところが挙げられます。僕も最近わかってきたのですが、なかなかないんですよね。夜景を見られる場所から駐車場とトイレがすぐ、という立地は。

また今回のスポットはmitecoオフィス(静岡市駿河区下川原)からでも、すぐに足を運べる立地です。用宗周辺や焼津市内にお住まいの方にとっては、もっとも手軽に訪れられる夜景スポットのひとつですよ!

さて、行ってみましょう。

息つく先は環境も景色もGOOD! ただし道中に注意・・・

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いつものように下調べをして、出発。

今回はちょっと山を登ることはわかっていましたが、いかに山道と言えどそんなに高くもない山。いまの時代は迷うことはありません。

なにしろ万が一にはGoogle Mapが助けてくれるから。

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静岡市側からのアクセスは、150号線から日本坂トンネルを抜けたすぐを北側に入って山を登った先。登り口はほかにもいくつかあるようですが、静岡市からであればこれが一番早いルートだと思われます。ただし・・・。

 

「あれれ? これくだってね?」

「・・・。あ、道間違えた」

 

なんていう感じで、登ったり下ったりを繰り返すことに・・・。

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おわかりでしょうか? 道がグネグネ曲がってまして、そのうえ分岐も多いので、少し間違えると山を下りてしまうんです・・・。

下調べっていったいなんの意味があるんだ。そうして僕は気づく。

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看板あんじゃん・・・。

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見落としてました。写真のような案内表記が分かれ道のたびにどこかしらにあるので、道に困ったら頼りにしてください。夜分に訪れた場合には、とくに注意深く!

そして、この道。狭いところも多いです。すれ違いが厳しいところもあるので、避けるための路側帯があるところは覚えておくと便利。すれ違いの場面になったら、基本的には登っている側がバックで安全なところまで戻り譲ってあげましょう。

到着! 公園からの景観は確かに良好!

takakusayama_09この看板の前が駐車場。3~5台程度なら駐車できそうでした。

しばらく山道を登っていくと到着。

道自体は狭いところもありましたが、登っている時間は(普通にいけば)15分程度でしょうか。延々と山道を通ったり、幹線道路から離れたりしているわけではないので、やはりアクセスはよいスポットです。

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下調べのとおりトイレもきちんと完備。しかもふたつ、とちょっと古めなのがひとつ! これは結構珍しいです。ただし、自動販売機はないので、飲み物に関しては山に登る前に用意しておくのが吉ですよ!

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公園からの眺めはざっとこんな感じです。んー。見晴らしがよい! 遮る樹木も山もないのでこれなら、噂通りのパノラマが拝めそうですね。

takakusayama_11撮影場所はこの東屋から。雨が降っても安心な屋根つき! ※ただし雨が降っちゃうと夜景はお察し!

焼津市のパノラマを舐めるなよ!

そして、だんだんと日暮れを迎え、暗くなったころ。

よっしゃー。撮るぞー!

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どどん! どうでしょう? かなりすごくないですか!?

正直言って、焼津市はちょっと光量がどうなのかしら、と心配でした。しかし、そんな不安は一切不要です。見てください。

確かにこれならカップルはもちろん、撮影家の人も訪れるわけですね。

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静岡県が日本に誇る、焼津漁港も夜になればご覧の通り。クレーンの灯りや近くの街頭が港を彩ります。

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そして、手前に高速道路・焼津IC、奥には焼津と藤枝の市街部も入るこの景観。

すっごくキテる!

なにがキテるかはイマイチわからないんですが、ロマンチックな感じはすごいです!

せっかくなので、今回は望遠ズームも使ってみます。

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もう!

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たまらない!!

すみません、取り乱しました。そして焼津を舐めてました。焼津の灯りはとってもまばゆく輝いています。

takakusayama_22駅近くのマンション・ビル群。高さは静岡や浜松とは違いますが、見栄えは十二分!

このパノラマは公園のどこからでも眺められます。これから暖かくなってきて人が増えるかもしれませんが大丈夫。自分たちだけのプライベートスペースがあるので、周りが気になってなかなか居づらいと感じる方でも自分のペースで夜景が楽しめるはず。ペースとかあるのかわかりませんが・・・。

パノラマをのんびりと楽しむなら笛吹段公園へ!

こうして撮影を存分に楽しんだ僕は、ひとりで帰路に。撮っているときはすっごく興奮しているんですが、帰りにたくさんのカップルが楽しそうに会話をしているところを眺めていると、なんともやるせない気持ちになってきます。

だれか一緒に行ってくれる人いませんかね・・・。

ともあれ、今回の夜景スポットに大満足。中部にお住まいの方はそう離れた場所でもないですからアクセスしやすいはず! お気に入りの場所になっている方はもちろんですが、これまで夜景をあまり楽しんだことがないという方は、ぜひこの景色を観て「焼津すげぇぇぇ!!」ってやまびこするぐらい叫んでみてください。

きっと山と海の神様が喜びます。

静岡必見の夜景スポットを探す!

笛吹段公園

住所:〒425-0004 静岡県焼津市坂本