知ってる?南伊豆がとにかく最高だってこと
まるで夢のような南伊豆1泊2日の旅

  • posted.2017/07/06
  • 吉松京介
  • Hatena 1
知ってる?南伊豆がとにかく最高だってこと まるで夢のような南伊豆1泊2日の旅

minamiizupr_01miteco編集長の吉松(写真左)とmitecoライターの花さん(写真右)。

minamiizupr_face_01

吉松

はい! やってきました。伊豆半島は南伊豆、下田市のペリーロードです。
minamiizupr_face_02

レトロな街並みですねえ。どこを見ても画になる。

minamiizupr_02

アメリカから黒船に乗ってやってきたペリーが開国を求めて日米和親条約を結び、その後、鎖国以来国内初の開港場となった下田市に上陸したのは有名な話。ペリーロードは日米和親条約の細かい規定を締結するために、300人もの部下を引き連れて行進した道です。

minamiizupr_03

さてこの記事は、環駿河観光交流活性化協議会の協力をいただいて企画しています。

吉松と花さんのふたりはこの夏に向けて、下田市をスタート地点に南伊豆から静岡市を経由して、関東方面に帰るルートをご提案します! 回るスポットは計7か所と盛りだくさん。

と、その前に、じつは下田市には前乗りしていまして、今朝まで宿泊していた旅館が最高だったので伝えさせてください・・・!

下田市「ホテル山田屋」

minamiizupr_04

宿泊したのは、下田港に面する柿崎海岸の高台にそびえるホテル山田屋。全室から下田港を見下ろすロケーションをはじめとして、下田港で水揚げされたばかりの海鮮を楽しめる和風旅館です。

minamiizupr_05

minamiizupr_06

到着したのはちょうど日が落ちる前の夕暮れどき。下田港に浮かぶ船が景色を彩ります。空気も澄み切っていて、そよそよと吹く風が気持ちいい。・・・ふたりしてぼーっと眺めているうちに、夕食の時間がやってきました。

minamiizupr_07

夕食は下田港で獲れた海鮮がいっぱいに並ぶこの豪華さ!

minamiizupr_face_05

支配人

今日は下田港で獲れた伊勢海老をお造りとして。そして同じく下田港のさざえや金目鯛などですね。どれも新鮮なものを揃えさせていただきました。
minamiizupr_face_04

吉松

これ以上ない下田の海鮮づくしじゃないですか。最高。

minamiizupr_08

minamiizupr_09

minamiizupr_10

minamiizupr_face_03

おいしい・・・。幸せ・・・。

minamiizupr_11

伊勢海老はぶつっとした食感で甘みが強い。さざえは磯が香るフレッシュさで、金目鯛はほろほろっと身がほどける柔らかさ。ほかにも創作料理が花を添えて、もうたまらん。花さんもご満悦です。

食べ終わったあとは、これまた下田港を望む大浴場と庭園露天風呂へ。どちらも下田温泉を引き入れていますが、僕は後者の庭園露天風呂がお気に入りでした。

minamiizupr_12殿方庭園露天風呂「すいせん」。本邦初公開の吉松入浴シーン。

minamiizupr_13下田港の夜景は海に光がこぼれたロマンチックな景色。

minamiizupr_face_06

吉松

天国かよ・・・。

そんなこんなで心身ともに癒されつつ、それぞれの部屋で一夜を過ごしました。

minamiizupr_14

minamiizupr_15

ちなみに朝食も豪華だったんですよね。伊勢海老のお味噌汁、アジの開き、つみれの湯豆腐などなど。個人的に最強だったのは、2枚目に写っているかまどで炊いた雑穀米です。こんな健康的な朝食をとったのはいつ振りだろう。

下田市「COFFEE&SNACK PEPE」

minamiizupr_16

というわけで話を戻して、下田市にすっかりハマったふたりがいるペリーロード。ここには「どうしても食べておきたいとウワサの名物」があるんです。川のせせらぎに癒されながら歩きます。

minamiizupr_17外観を華やかに彩るワインレッドの花は、ママが育てているブーゲンビリアという種類。

目的地のCOFFEE&SNACK PEPE。地元の貸しおしぼり屋「大傳商店」が40年以上営業するレトロな喫茶店で、店長を務めるママはこの道48年です。

minamiizupr_18PEPEのママ

minamiizupr_face_02

このお店の名物っていうのは・・・?
minamiizupr_face_07

ママ

「ペリーアイス」ですね。いろんなところから取材がくるの。テレビから雑誌からなにから。大人気でものすごいですよ。
minamiizupr_face_01

吉松

いかにもな名前。どんなアイスなんですか?
minamiizupr_face_07

ママ

ラムレーズンが入ったチョコ味のアイス。ラムレーズンは、ペリーが日本にくるときに立ち寄ったらしいマディラ島のお酒で漬けてるの。あとこの通りはペリーロードっていうでしょ。それらにちなんでペリーアイスってわけです。

minamiizupr_19ペリーアイス(税込300円)。松崎町のケーキ屋「ジョエラ」から仕入れているそう。でも食べられるのはPEPEだけ。

minamiizupr_20

minamiizupr_face_01

吉松

ラミーみたいな味がする。これおいしいわ。ハマりそう。
minamiizupr_face_02

たとえがラミーって(笑)
minamiizupr_face_01

吉松

チョコ味だけどラムレーズンのおかげで、甘ったるい感じはないかも。ぺろっといけちゃう。

ペリーロードでどうしても食べておきたいのは、PEPEのペリーアイスでした。ママさんによるとテイクアウトがメインで、食べながらぶらりと歩く観光者が多いそう。

そろそろお世話になった下田市を発ちます。次の目的地はペリーロードから車で16分。

※ラミー:ロッテが冬季限定で発売しているラムレーズン入りのチョコレート。吉松は冬になると常時10個くらいは冷凍庫にストックしている。

南伊豆町「弓ヶ浜」

minamiizupr_21

賀茂郡南伊豆町の弓ヶ浜です。約1kmにもおよぶ弓なりの海岸線が広がる、南伊豆最南端の浜。その美しさはお墨付きで、過去には「日本の渚百選」にも選ばれました。形はもちろんですが、ライトブルーの海がめちゃくちゃきれい

minamiizupr_face_08

うわー、きれい。ちょっと遊んできていいですか?

minamiizupr_22

minamiizupr_23

朝から南伊豆は晴天。見渡す限りの大自然が映えに映えます。聞こえるのは波と風の音だけ。波もかなりおだやかです。

minamiizupr_24

西側にある岩場から浜辺を振り返るとこんな様子。こっちから見ると、やわらかい弓なりの海外線も違う表情です。

ここまで来て気付いたんですが、いまいる岩場は左右を囲む岬のふもとでした。波がおだやかなのは、岬に囲まれているからだとか。

minamiizupr_25岩場から浜辺に戻ると、いつのまにかメガネをかけていた花さん。

なんだかんだ朝からバタバタしていたので、ここらでちょっとひと息・・・。次の目的地は弓ヶ浜から車で5分です。

南伊豆町「伊豆の味 おか田」

minamiizupr_26

賀茂郡南伊豆町に構える郷土料理伊豆の味 おか田。店主いわく「お店との境界線をなくしたがる店」です。というのも、かなりアットホームなんですよね。スタッフがみなさん笑顔なので、全体的に明るい雰囲気。

料理は南伊豆で獲れた魚介類をメインにした地元の和食を提供しています。昼食としてこちらでいただくのは、おすすめ定食「金目鯛煮つけ定食」「わだつみ定食」の2品!

金目鯛煮つけ定食は、おか田さん一番のおすすめです。来店するお客さんのなかでもナンバーワンの支持率らしいですが――。

minamiizupr_27金目鯛煮つけ定食(税込2,376円)

このド迫力!

じつは、先ほどまでいた下田市は金目鯛の水揚げ量日本一。南伊豆の特産だからこそ、こんな贅沢な使い方ができるわけです。また漁師の調理法「漁場煮(りょうばに)」を取り入れていて、ご飯にマッチするコクのある甘辛い味わいが特徴。

これね、僕がほとんど独り占めしちゃうくらい、本当においしかったんですよ。食欲をかきたてられる甘い香りと、パンチのある味付けでご飯が進むわ進むわ。朝からわりと食べていたので、正直なところお腹にきつつあったんですけど、そんなことを忘れるくらい。まじでおすすめしたい逸品です。

minamiizupr_28伊豆の味 おか田 店主 岡田さん

minamiizupr_29わだつみ定食(税込2,106円)

続いてはおか田の店主、岡田さんに作っていただいたわだつみ定食。かつて素潜り漁をしていた南伊豆の海女は、海辺で自家製の味噌に野菜、山菜、採れたての海鮮などを豪快に入れた煮込み料理を食べていました。その郷土料理をおか田特製の味噌で再現しているのが、このわだつみ定食です。

minamiizupr_30

minamiizupr_face_09

おいしい・・・。おいしすぎる・・・。

味噌は甘みを感じて香ばしい。それでも野菜や海鮮メインの鍋料理なので、見た目よりずっとシンプルな味です。こちらもするするっとお腹に入っちゃう。それにしても花さんは本当に幸せそうに食べます。

たらふく贅沢な思いをしたところで、そろそろ時間! 車で1時間15分くらい走らせて、とある場所に向かいます。

伊豆市「駿河湾フェリー」

minamiizupr_31海上を走る県道223号の標識。読み方はもちろん“ふじさん”。

minamiizupr_32県道223号に乗って大きなフェリーがやってきました。

伊豆市土肥にある「土肥港」。そしてJリーグ清水エスパルスのロゴをつけた駿河湾フェリーです。土肥港から静岡市清水区の清水港までを結ぶ観光フェリー。伊豆半島から静岡市までの最短ルートです。片道1時間と少しに対して、車は片道2時間なので、ほぼ半分の時間で移動できます。

ちなみに乗ったのは第3便(14:40~15:45)。朝9時くらいから動いているんですが、「まだこんな時間なの?」というくらい充実していますね。

minamiizupr_33もちろん車で乗りこめます。

運賃は普通で片道2,260円(税込)、復路割引で2,040円。運送運賃は車の長さによって結構変わるので、公式HPをチェックしてください。

minamiizupr_34

minamiizupr_face_10

南伊豆、ばいばい・・・。

南伊豆とお別れです。短い時間だったけどさみしい。つらい。下田市も南伊豆町も心の底から「最高!」と言えます。海をはじめとして日常とは違う景色ばかりなので、非日常感を味わいやすい街でした。

minamiizupr_36オーシャンルーム(特別室料金として税込500円必要。小学生までは税込250円)。

船内では特別室を利用させていただきまして、眠気を誘うリラックス空間でもうダメでしたね。ソファーはふかふか、フェリーの揺れもハンモックみたいというか。半日以上歩き回っていることもあって、ふたりともすぐ眠りに落ちて――。

minamiizupr_37

起きたら清水港に着いていました。

「これ大丈夫か・・・?(いろいろと)」と思いながら車に乗っています。次の目的地は車で3分。

静岡市「河岸の市」

minamiizupr_38

そろそろこの旅も終わりに近づいてきました。静岡市清水区にある河岸の市です。マグロの水揚げ量日本一を誇る清水港で獲れた海鮮を中心に、魚市場の仲卸業者が集まる清水港の台所。

河岸の市には「いちば館(物販メイン)」「まぐろ館(食事メイン)」の2館ありますが、ここではお土産を買うために前者のいちば館を回ります。

minamiizupr_39

minamiizupr_41

minamiizupr_face_12

私、おばあちゃんに「干物がほしい」って言われているんです。だから干物を探そうかな。
minamiizupr_face_11

吉松

干物ね。こことかずらっと干物が並んでるけど。

minamiizupr_40明治40年ごろから駿河湾の魚を加工している「ふかくら」。

minamiizupr_face_15

ふかくら

いらっしゃーい!
minamiizupr_face_12

この辺のお魚を開いたのはありますか?
minamiizupr_face_15

ふかくら

清水港の? 今日はないんですよねえ。

店員さんによると、付近で獲れる魚は新鮮なので刺身用などに使われるのが一般的。干物として加工することは少なく、また加工には手間がかかるので値段も張りがちとのことでした。

minamiizupr_face_15

ふかくら

だもんで、手ごろな干物は冷凍もんが多いだよ。まあ、それでもこんだけ干物があるのは、「港町には魚を開く文化があるよ」ってことだね。
minamiizupr_face_12

なるほど! じゃあ、せっかくなのでおすすめの干物をください。

minamiizupr_42

花さんは、ふかくら自家製の「トロアジ開き(1枚税込280円)」を数枚購入。孫から干物のお土産なんて、きっとおばあちゃんは喜びますね。

それではラスト。車で45分くらい、新東名高速道路を経由するゴールへと向かいます・・・!

沼津市「NEOPASA駿河湾沼津上り(東京方面)」

minamiizupr_43

沼津市に位置するNEOPASA駿河湾沼津上り(東京方面)。新東名高速道路のうち駿河湾を一望できる唯一のサービスエリアです。地中海の港町をモチーフにしたリゾート風のデザインは、もはやテーマパークのよう。

駿河湾を一望できるのは、館内2階から突き出した専用の展望台からです。

minamiizupr_44

minamiizupr_45

minamiizupr_face_13

すごい。駿河湾がずっと広がってます。
minamiizupr_face_14

吉松

めちゃくちゃきれいだな・・・。

minamiizupr_46

minamiizupr_face_13

あの飛び出してる島って、もしかして伊豆半島ですか?

minamiizupr_47

minamiizupr_face_14

吉松

伊豆半島だね。さっきまであそこにいたかと思うと名残惜しい。
minamiizupr_face_13

たしかに名残惜しい・・・。素敵な場所に行けて幸せでした。

minamiizupr_48

minamiizupr_49

下田市からスタートして、南伊豆町、静岡市、そして帰り道に沼津市。宿泊先を含めると、1日で計8か所も足を運んだ欲張りな南伊豆旅行でした。市町でいうと4市町! でもそれぞれのスポットでは、思いのほかゆっくりできましたね。

さすがに体力的な疲労はあります。でもこれは、そのまま充実度につながっているのかなと、そんな気持ちです。

じつは伊豆半島の東側(熱海や伊東など)には観光客がよく訪れますが、南伊豆はそれに比べると少なめだとか。たしかにそちらのエリアもいい。観光スポットだらけだし、温泉もいたるところにあります。

それでもひいき目なしで、南伊豆は最高のひと言。その理由をこの記事で少しでも伝えられてるといいですけど。

ちょっと南まで足を伸ばしてみると、また違った世界が広がっています。この夏は南伊豆を、南伊豆をぜひよろしくお願いします!

各種情報先

minamiizupr_50駿河湾を巡る7つの旅物語(環駿河湾観光交流活性化協議会)

伊豆下田TOUR GUIDE(下田市)

南伊豆町観光協会

しずおか観光情報(静岡市)

駿河湾フェリー

(Sponsored by 環駿河湾観光交流活性化協議会、記事提供:miteco)