24歳ハーフの恋愛コーチって何者なんだ?
プレイボーイに隠された挫折と再起のストーリー

  • posted.2017/05/18
  • 吉松京介
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24歳ハーフの恋愛コーチって何者なんだ? プレイボーイに隠された挫折と再起のストーリー

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こんにちは、miteco編集長の吉松です。

僕、この春に静岡市の郊外から街中へと引っ越しまして、新たな生活を送っています。自宅周辺に飲み屋さんが増えたので、仕事帰りとか休日とかふらっと足を伸ばしちゃったりするわけですが・・・。

ある日、飲み屋で「仕事? ん~いろいろやってますが、恋愛コーチとかですかね」と話す人に出会いました。しかも同い年(24歳)でフィリピンと日本のハーフらしい。

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とりあえずハーフは置いておくとして、24歳の恋愛コーチってどういうことなの?

名称からなんとなくの想像はつきますが、僕と同い年で恋愛のコーチをしているとは、いったいどんな経験をしてきたんだと思うわけです。でもその日、僕は結構酔っぱらっていたのですぐ帰りました。

ということで、彼の活動と素性を探るために、恋愛コーチの現場にお邪魔してみたんです。

恋愛コーチの現場に潜入

――静岡市内某所

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彼が24歳の恋愛コーチ、フェイル・ドミニク・マリオン・デラ・クルーズさんです。

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フェイル・ドミニク・マリオン・デラ・クルーズ

フィリピンのマニラ生まれ。6歳で兵庫県、10歳で静岡県に移住して現在に至る。2017年5月から個人事業主として活動をスタートさせ、恋愛コーチをはじめ、コミュニケーションコンサルタント、英語講師、イベンターなど幅広い事業を進めている。

彼は通称でドムと呼ばれていて、僕もドムさんと呼んでいるのでその名前で進めます。今日の恋愛コーチは、ドムさんによる田中さん(仮名)へのマンツーマンです。

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ドム

それでは、今日もはじめましょうか。
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田中

はい。よろしくお願いします。
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ドム

まだカリキュラムは最初のほうなのでね、その続きからということで。恋愛ってほら、人がしっかりしていないとダメじゃないですか。いくらノウハウを教えたとしても、土台がなければ実行もできないし成果も出ない。それを前提に進めていきたいと思います。
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田中

わかりました。今日はどんな話を?
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ドム

世界最高のコーチと呼ばれているアンソニー・ロビンズが、「人生の質はコミュニケーションの質」と話していたんですけど、土台というのはそこにあたるんです。つまり、コミュニケーション力を身に付けておく必要があって――。

 

※アンソニー・ロビンズ:アメリカのライフコーチ。世界中で30年以上にもわたってセミナーをおこなう。著書の『一瞬で自分を変える法』は、全世界で1,000万部を突破した大ベストセラー。

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田中

あの、初対面の人と話すときに、自分の言いたいことが伝わっているのかな、と不安になってしまうんです。たとえば、恋愛関係でいうと相手がわからなすぎて、会話が続かないことも多くて。だから焦って焦って、空回りしてっていう・・・。
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ドム

そっか。僕もね、昔はそういうことがよくありました。いまだって困ることはあるんですけれど。でもはじめに押さえておきたいのは、コミュニケーション力はトーク力と違うんですよ。
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田中

同じようなイメージがありましたけど、どういう意味で――。

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このような流れで1時間弱、ドムさんによる恋愛コーチは続きました。田中さんは恋愛コーチを受け始めてまだ間もない様子。どうやら恋愛のノウハウを学ぶ前に、コミュニケーション力を身に付けておく必要があるようです

僕は恋愛とかよくわかりませんが、聞いているうちにその理屈は理解できました。コミュニケーションがとれないと恋人はもとより、友達ともうまくいかないことも多々あると思うので。

だから最初こそ「コミュニケーションの話しかしないぞ・・・」と疑っていたものの、かなり有意義な時間になっているのではと思い始めた次第です。

恋愛の経験、相当あるんじゃないですか?

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それではひと息ついたので、僕の疑問をガンガンぶつけていきます

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吉松

やっぱり24歳、僕とタメで恋愛コーチをしているってなると、「相当な恋愛経験を積んできたんじゃないか?」と思っちゃうんですよね。
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ドム

いやいや(笑)そんなこともないんですけど・・・。一応あったのはバックパッカーをしていた時代ですね。
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吉松

バックパッカーをしていたんですか。いつごろですか?
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ドム

高校を卒業してから警備会社で働いていて、そこを退職した20歳のときかな。当時、英語の勉強をしていたので、せっかく時間ができたなら行こうと思って。3か月くらいでイギリス、スペイン、フランス、イタリア、ポルトガルとか何か国も回りました。
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吉松

おっと? もしかして相手は現地の女性たち?
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ドム

そうですね。はじめにイギリスにいったとき、現地で知り合った女性と毎日遊ぶようになって、「どう?」と軽い感じで言ったら「いいよ」と。すんなりいったんです。
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吉松

プレイボーイだなあ。
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ドム

なんかそれで自分に自信持っちゃったので、調子に乗って計11か国の女性と――

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吉松

めちゃくちゃあるじゃないですか!
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ドム

そんな経験をしたので、恋愛の理解を深めていったというか。一番上で当時35歳だったイタリア人の方。ジュネーブラさんっていうんですけど
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吉松

はっはっは(笑)
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ドム

あとは26歳フランス人のオレリさんとかね。ホリーさんもいたし。
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吉松

聞きなれない名前だらけで、さすがに笑っちゃう。これ大丈夫ですか?
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ドム

きっと大丈夫です。ちなみにイギリス人の彼女はジェシカさんでした
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吉松

出し惜しみないですね。そうなると学生時代も、やっぱり同じようにプレイボーイだったんですか?
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ドム

いや、高校卒業してからだと思います。あのですね、昔の自分はあんまり思い出したくないんですよね。
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吉松

・・・なにかあったんですか?

意外すぎる学生時代と大きすぎるギャップ

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ドム

じつは僕、中学と高校でいじめられてきたんです。あの6年間は辛かったですね。
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吉松

ああ・・・。そうだったんですか。外国人が珍しかったから?
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ドム

ん~。それよりもコミュニケーション力だったと思いますね。でも確かに、ひとつの要素としてはあったかもしれないです。僕、こんな顔ですけど英語は社会人になってから勉強して身に付けたんですよ。
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吉松

「英語の勉強のためにバックパッカー」が少し引っかかっていたんですけど、そういうことで。
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ドム

だから当時は「その名前で喋れないのかよ」とか言われまくりましたね。すごく悔しい思いをしてきたんです。だから社会人で勉強を始めたんですよ。

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吉松

バックパッカーの話からすると、正直意外でした。
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ドム

意外でしょ。僕はもともと学力もないし、運動もできないし、中学ではパソコン部でした。高校時代はクラシックギター部で。
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吉松

いまの印象と違いすぎますね。
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ドム

あと社会人まで15人くらいに振られています。たとえば、隣の席の人を好きになって、アプローチをかけたんですけど、気持ち悪いとかいって相手にされませんでした。まあ、相手の顔すら見られない状況だったので、当たり前なんですけどね。
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吉松

なんだか掘り起こしてしまってすみません。
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ドム

いやいや、大丈夫です。それで昔の自分は切り離そう、社会人では一転して新しい自分になろうと。言ってしまえば、社会人デビューをしたんですよね。

社会人デビューから急展開の大失恋

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吉松

社会人デビューですか。「社会人になってから英語の勉強をし始めた」って話がありましたけど、そこをきっかけに?
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ドム

そうですね。ほかにもとにかく自分を変えようと思って、心理学、脳科学、ビジネス、自己啓発とかの本を読み漁りました。そしたら気持ちがパンッと変わり始めて、恋愛もできるようになってきたんです。
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吉松

えーと、高校を卒業後に社会人デビューをして、それからバックパッカーって流れですね。社会人デビューの時代はどんな感じだったんですか?
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ドム

会社で働いているうちに、お客さんと何回か恋愛関係に
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吉松

バックパッカー時代の片りんはここからでしたか。
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ドム

まあ、会社的にはよくないので、懲戒処分になりかけたんですけどね。坊主にして部長に謝りまくりましたし・・・。そうだ、当時の写真があるので見てみてください。

dom24_13懲戒処分になりかけた時代。一番右がドムさん。 写真提供:ドムさん

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吉松

あらま。めちゃくちゃ遊んでそう。むしろこれで遊んでなかったらウソですね。
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ドム

(笑)まあ、なんだかんだ警備会社をやめて、諸々ときれいさっぱりしてから、おっしゃるようにバックパッカーのお話しにつながるんです。

 

帰国後はジェシカさんとの遠距離恋愛を続けながら、いろいろな勉強しつつぷらぷらする毎日だったかな。でも結局は、大失恋をしてしまって僕はどん底に陥るんですけど・・・

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吉松

ジェシカさんとはどれくらい付き合ったんですか?
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ドム

期間はあやふやですけど、失恋したのは2015年の4月でした。もうプライベートも仕事も手に付かなくて、うつ病に近い状態。時が解決すると思って1か月~2か月くらいそのまま生活していたんですけど、ダメでしたね。それでこんな顔になりました

dom24_14ジェシカさんと別れてどん底に陥っている時期のドムさん。 写真提供:ドムさん

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吉松

わお。これ一昨年の話ですよね。人の顔ってこんなに変わるんですか。
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ドム

ひどいでしょ(笑)覇気もなにもないし、無気力でしかなかったです。
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吉松

ピースはしてますけどね・・・。ごめんなさい。一緒に撮ってもいいですか?

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吉松

もう別人じゃないですか・・・。
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ドム

(笑)そうですよね。自分でもそう思います。
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吉松

ちょっと待ってください。ここからなにがどうなって、いまに至るんですか?

きっかけは過去のしがらみを抜け出せたあの出会い

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ドム

そうですね。やっぱりせっかく社会人になって変わったんだから、もう一度、自分を変えないといけないと思いました。
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吉松

その考えに至るのがすごい。なんだかんだずっと前向きですよね。
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ドム

ありがとうございます。ここではアメリカの恋愛の教材を、片っ端から買ってみたんです。そしたら自分がまた変わっていく気がしました。とくにとある恋愛のコーチがいまして、その人の音声を聞くだけで文字を見るだけで元気になってきたんです。
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吉松

ここで恋愛コーチのきっかけが。でもなんでアメリカの教材を?
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ドム

アメリカでは恋愛のコーチングっていうのが当たり前のようにあって、ノウハウもきちんと溜まっているんです。まあ、なんだかんだジェシカさんには未練たらたらだったので、海外の教材のほうがいいかなとも(笑)
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吉松

なるほど(笑)

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ドム

そして徐々に元気も出てきたところで、もっと行動しないといけないと。だからいままで以上に本を読みましたし、人と話すために静岡市内の交流会に足を運ぶようにもなりました。そこであるとき、いまの師匠と呼ぶべき存在に出会うんです。
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吉松

恋愛コーチの?
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ドム

というより、コミュニケーション全般ですかね。コーチングといったほうが近いと思います。話すだけでパワーをもらえて、ひと言で表すなら生きるパワースポットみたいな。人にコミュニケーションを教えて自信を持たせるような仕事をされていたんですけど・・・。

 

僕はグッと惹かれまして、その人のもとで学ぶようになりまして、その2か月後くらいかな? 人と話しても全く気後れしなくなって、いろいろあった過去のしがらみから抜け出せたんです。

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吉松

急展開。ウソみたいなホントの話というか。
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ドム

そうですかね(笑)それで僕はこの経験と学んできた知識を、同じように困っている方にシェアしてみよう、そう思っていまのスタイルをとるようになったんです。
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吉松

だから先ほどの恋愛コーチでは、「土台にコミュニケーションを」という話をしていたわけですか。
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ドム

その通りです。いじめられたり失恋だったりありましたけど、いま思い返してみると人間力といいますか。そこが決定的に欠けていました。

 

やっぱりコミュニケーションを土台に置いて、そのうえで専門知識を入れていかないと成果は出にくいと思っているので、これからもそんな手助けをみなさんにしていきたいですね。

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同じ24歳の経験値とは思えないな、と最終的には圧倒された時間になっていました。

恋愛はもちろん、コミュニケーションをはじめとしたなんらかの悩みがあって、自分だけではどうしても解決できないのであれば相談してみてもいいかもしれません。きっと真摯に向き合ってくれるはずです。

ちなみにドムさんは現在、地域に密着したイベンターとしても活躍中。異業種交流会や交際交流などを定期的に開催しているので、興味のある人は彼のFacebookをチェックしてみてください。それでは!